LDLコレステロールを下げるには、ビタミンEを摂取しよう

ビタミンには、LDLコレステロールを減らす働きがあります。
ビタミンEは、脂肪性ビタミンの一つです。
野菜や植物性の油分に多く含まれているのですが、強い抗酸化作用があります。
ですので、活性酸素の害から守る働きがあり、生活習慣病やガンの予防にもなりますし、心筋梗塞も予防する働きを持っています。
体の中でコレステロールは活動していますが、脂肪の膜によって覆われているのです。
このような状態でLDLコレステロールが活性酸素による影響を受けてしまったら、酸化してしまい、過酸化脂質に変わっていきます。
この過酸化脂質は血管内の壁にくっつき、動脈硬化を起こす原因になります。
血管が詰まりやすくなるということです。
ビタミンEは、この過酸化脂質を分解することができます。
その働きは、酸化してしまった悪玉コレステロールを減らすことが出来ます。
そうして、血液の流れをスムーズにします。
LDLコレステロールは、ビタミンB郡の摂取でも下げられます。

ビタミンB郡もLDLコレステロールを下げる効果があります。
ビタミンB群は、ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンの8種類をまとめて言います。
このビタミンたちは、お互いに協力し合い、様々な物質の代謝に関わっていきます。
ビタミンB群は、LDLコレステロール値を下げると言われています。
その中でも、コレステロールを下げる働きがあるビタミンはB2です。
ビタミンB2は、血液中に脂肪を蓄積させるのを防ぎます。
その働き以外にも、動脈硬化の原因になる過酸化脂質が作られるのを防いだり、蓄積されやすい過酸化脂質の分解も行います。
ビタミンB群が含んでいる食品は、サンマ、ニシンなどの魚類。
そして、しじみやあさりなどの貝類。
レバーなどです。
ビタミンB郡はサプリメントでも摂取できます。
サプリメントは、薬局で手軽に買うことが出来ますので、常日頃から飲むのには困らないものです。
LDLコレステロール値を下げる食品とは?

LDLコレステロールを抑える他に、LDLコレステロールを多く含む食品を避けるということも必要になります。
コレステロールが高い場合に避けるべき食品は、卵、たらこ・ししゃも・キャビアなどの魚の卵、うなぎ、生クリームなどです。
これらの食品をあまり食べないようにすることが、LDLコレステロール値を下げる近道になります。
普段の食事で、卵などはよく食すると思いますので、全く摂らないというわけにも行きませんが、摂取し過ぎることなく、適度な量を気をつけることによって、LDLコレステロール値を下げることが可能になるのです。